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会長挨拶

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第11代会長挨拶

日本大学通信教育部校友会   第11代 会長  北村 周之

 令和5年1月22日(日)に開催されました役員候補者選考委員会におきましてご推薦を頂きまして、第52回日本大学通信教育部校友会定期総会の場に於きまして、日本大学通信教育部校友会会長としてご承認頂きました北村周之と申します。
 簡単ではございますが、自己紹介をさせていただきます。平成15年(2003年)に経済学部経済学科に20歳で入学し、平成20年(2008年)3月に卒業しました。在学中は、学業以外に学友会の活動も行わせて頂き、全国連合学友会会長職を2年間務めさせていただきました。学友会活動を通して全国に在住しております、学生(学友)の方々と交流できたことは、私にとりまして大変貴重な財産となりました。全国の学友との繋がりや経験が私自身の人生に大変貴重な財産となりました。また、校友会の先輩方にも在学中の学友会に様々ご支援並びにご協力を頂きましたことがご縁で、卒業後は校友会をお手伝いさせていただくようになり、堀川正夫会長から鈴木勝会長までの歴代会長に仕えてまいりました。
 今回、この責任ある会長職をお受けするにあたり、自分自身、40歳という年齢の問題、また、仕事も現役世代・子育て真最中ということもあり本当に会長職が務まるのか大変悩みましたが、先輩方から大変有難いお言葉を頂き、伝統ある日本大学通信教育部校友会会長職をお引き受けする決意を致しました。

 会長として私は、本校の卒業生の皆様との絆を深め、大学及び大学院並びに在学生・卒業生の皆様へ貢献できるよう、私は努力を惜しみません。また、学生時代に培った価値観や知識、経験を活かし、校友会をより魅力的な組織にするために取り組んでまいります。
 さらに、私の目標は、校友会を通じて皆様にとって有益な情報やイベントを提供することです。交流やネットワーキングの機会を創出し、各地で活躍する卒業生同士の結びつきを強化していくことで、各地の支部活動が少しでも活発になるようにしていきたいと考えております。
 また、新たな世代の学生たちにも後援や助言を提供することで、彼らの成長と成功を支援することで校友会を認知してもらい、入会者が増えるように鋭意努力してまいります。

 そして最後となりますが、改めて鈴木勝前会長には深く感謝の意を表します。その歩みを大切にしつつ、引き続き新たな校友会のニーズや改革を役員一同追求してまいります。
 何分若輩者の私ではございますがご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

第52回定期総会(令和5年5月20日) 新会長 挨拶より

第10代会長挨拶

日本大学通信教育部校友会   第10代 会長  鈴木 勝

 平成29年3月4日㈯に開催された役員選考委員会において、不肖私が選考され、会長を引き受けることになりました。
 まだまだ未熟者の私ですが、精一杯務めていく覚悟です。ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

現在、校友会の財政は、準会員(学生)還付金で7割強をまかなっている状況です。それに役員年会費・正会員還付金・会報広告料収入等を加えた数字で運営しています事を前もって報告しておきます。
 さて校友会活動ですが、本筋は歴代の会長が掲げておりました学校・学生・校友の「三位一体の発展」を継承していく所存です。
 第一に、昨年実施したホームカミングデーを本年度も学生の行事の集夏祭に合わせて、10月2日に実施いたします。市ヶ谷キャンパス見学・体験授業の開講、出席者全員と本部役員及び通信教育部教職員合同の懇親会等を現在検討しており、学校側にも協力依頼中です。全国の校友の皆様の出席をお待ちしております。
 第二に、学生のための科目修得試験問題集の編集・発刊です。昨年から実施しています。
 第三に、卒業生に対する卒業記念品の贈呈です。これは山岸会長(平成17年)の時から続けています。
 第四に、成績優秀な卒業生に対する校友会長賞及び記念品の贈呈です。毎年春に4名、秋に1名計5名の卒業生に対し、お渡ししています。これは堀川会長(平成20年)の時から続けています。
 第五に、学生(準会員)に対して校友会のPR活動、校友会報の配布等です。以上が、継承する内容です。

さて校友の皆様に対しては、会報発送補助費及び支部支援費の見直しを、本年度考えていこうと思います。どちらか片方だけでも本年度中に予算化して、来年度より実施したいと考えております。
 あと各ブロック総会に学校側から1名の教職員をなるべく派遣していただけるように、通信教育部長・事務局長及び庶務課長に依頼いたしました。学校の行事と調整して、できるかぎり教員又は職員を派遣していただけるように努力してくれるそうです。尚、学校側へブロック総会の案内を送る時は、通信教育部校友会事務局宛に届くように発送してください。事務局から部長へお届けいたします。尚ブロック総会当日は教職員の方に失礼の無いように対応してくださいますよう、お願い致します。私事ですが、本年度は行事が重ならない限り、全てのブロック総会に、出席したいと考えています。その時は宜しくお願いいたします。
 最後になりますが、皆様のご多幸とご健勝を祈念して、私の挨拶といたします。

第46回定期総会(平成29年5月20日) 新会長 挨拶より

第9代会長挨拶

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日本大学通信教育部校友会   第9代 会長  白戸 忠志

平成24年度第41回通信教育部校友会の定期総会を開催するに当たりましてご挨拶申し上げます。

 本日は全国から校友の方、役員の方、大勢ご出席いただきまして有り難うございます。
 昨年開催されました第40回定期総会で選出されました第8代会長の鈴木弘文会長が就任後半年でご逝去され会長不在という、本校友会に取りまして衝撃的な事件がありました。校友会の活動は停滞することは許されません。常任役員会を開催して対策を討議し、幹事長でありました私が、本日の定期総会まで会長代行として務めるよう議決されたのであります。会長不在では対外的な活動にも支障があります。そこで前会長の残任期間の会長を選出するため、昨年12月に22年度の役員選考委員長により、現在、副会長を引き受けていただいている校友16名の中から、通信教育部校友会役員全員による推薦方式で前会長の残任期間の会長が選
出されたのであります。その結果は、会長代行でありました私に会長として続けるようにとの結論でした。
 多くの役員の方々に推薦いただき、身の引締まる思いで、残任期間をお引き受けいたしました。前会長の残任期間を務めるにあたりましては、前会長の活動方針を継承し、今までに先輩の方々が築いてまいりました通信教育部校友会が、これからもますます向上し発展するよう頑張ります。
 専門部部長の方々には、引き続き担当されている専門部としての活動を進めてくださるようお願いしてあります。
 ここにあらためて全国校友皆様方のご理解・ご協力をお願いいする次第です。
 通信教育部校友会はその会則にもありますように、会員相互の親睦・向上を図り、併せて日本大学ならびに日本大学通信教育部の振興に寄与することを目的とする。と掲げてあります。その目的達成のために行う事業として、その第一が会報の発行です。
 会報の発行につきましては、年2回1月1日号と7月1日号を発行しており「ブロック総会」「支部総会」の開催報告や校友から投稿・校友紹介などと共に、通信教育部事務局より・校友会本部事務局より・通信教育部校友会より・全国連合学友会より、とそれぞれの最新の記事をいただいて掲載しております。
 次に、講演会・懇親会の開催があげられております。1月21日(土)にはこの桜門会館で新年会が開催されました。全国から校友会の方々、教職員の先生方、本部校友会・各部校友会を代表された方、新卒者・現役の学生の方も参加され、盛大に開催されました。
 第三番目にあります在学生支援事業では、会報を準会員全員に発送し卒業式の記念品補助、優秀な卒業生に校友会長賞を授与するなど支援をしております。
 先輩の方々が築かれましたこの素晴らしい校友活動を、皆様のご支援をいただきこれからも続けてまいります。
 今年の3月卒業生が412名で、校友は32,206名となります。
 本部校友会の23年度資料によりますと、準会員から正会員への移行率は平均で0.96%ですが、通信教育課程の卒業生の移行率は6.08%となっております。
 これは卒業生の皆さんが校友会に対して関心があり、また、母校愛の現れであると思います。この正会員の方々のパワーを活かしたいと思い、卒業式のお祝いの挨拶で、校友会の支部活動に参加して、先輩方と親睦を深め「三位一体の発展」を進めて行こうと話しました。先輩である校友の皆さんよろしくお願いいたします。
 若い校友が参加し校友会の発展が望ましいことですが、仕事や家庭で時間的に金銭的に余裕の無いのが現実であると思われます。今、定年期にある団塊の世代の校友に協力をお願いし、今の若手への橋渡しをする流れを構築したいと考えております。それにはやはり役員会費の再考に取組む必要があると考えております。
 そこで、財務・総務・事務局を中心に、役員会費の検討に着手しました。パソコンで各科目にそれぞれのデータを入力して、安心できる最良の財務体質を探し、本年度内に結論が出れば、来年度の定期総会に役員会費の会則変更を提案して、再来年度予算に反映したいと考えております。
 前会長のご指摘に、事務局の仕事量の増大の解決がありましたが、賛助会員をお願いし主要行事や多忙な時期に協力出来る体制にいたしました。
 校友会公認のホームページを開設しています。本部会報や支部発行の会報・ブロック総会・支部総会の写真など最新情報が検索できます。また電子メールによる連絡も取れます。切手やはがき代が要りません。ぜひ活用してください。
 ブロック総会には出来るだけ参加いたします。支部のご意見やご提案をいただき、また、本部の現状をお知らせしたいと考えております。
 今年から休眠支部でブロック総会を開催し、支部活性化につなげたいと取り組まれたブロックがあります。素晴らしい提案と行動力だと思います。本部でも協力いたします。よい結果を期
待しております。大学からも教職員の先生方が必ず出席するとのお話をいただきました。大学の最新情報もブロック総会でご披露していただけると思います。
 学友会にも休眠支部が多くあります。校友会・学友会の行事にお互いに参加して、親睦を深めて行く努力が必要だと痛感しているところでです。
 今回の総会で承認されました予算を有効に生かし、校友会ではどうすれば「三位一体」の発展に寄与できるかをこれからも模索してまいります。
 最後になりましたが、この素晴らしい校友会を維持し発展させて行こうではありませんか。
 これからもご指導・ご協力を重ねてお願い申し上げ、皆様のご多幸とご健勝を祈念して就任の挨拶といたします。本日はご出席有り難うございました。
  第41回定期総会(平成24年5月26日) 新会長 挨拶より
 
第8代会長挨拶
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日本大学通信教育部校友会 第8代 会長 鈴木 弘文

 平成23年5月28日(土)日本大学桜門会館において開催されました第40回校友会定期総会で審議の結果、不肖私が校友会会長に選出されました。このような大役は初めてのことで不安も多々ございますが、これまでに築かれた校友会の組織を守るとともに、更なる校友会発展のために微力を尽くす所存おりますので、全国校友の皆様方のご協力をお願い申し上げます。

 前任の堀川会長が長年にわたり校友会会長として校友会発展のためにご尽力していただきましたことに対して感謝申し上げます。
 去る、3月11日に発生しました東日本大震災で、校友会の皆様方の中で被災された方も居られると思います。ご家族、ご親族・友人の方々・避難所等で不自由な中で過ごしておられる方々に心からお見舞い申し上げます。又、犠牲になられた方々に対しまして哀悼の意をささげます。
 このような時、わが校友会も東北ブロックの校友会支部活動が衰退していかないようてこ入れしていかなければならないと思っております。
 ここに、会長就任にあたりまして考えの一端を述べさせていただきます。ここ数年、日本の社会は少子高齢化に伴う学生数の減少、世界の経済情勢の変化・この度の東日本大震災の影響も加わり、大学の通信教育をめぐる状況も大きくかわることになると思われます。
 通信教育部が発展していくためには、大学・学生・校友会の『三位一体となった改革』が必要であります。ここ数年三者による打合せが行われておりますが、これといった決定的対応策が見出せないのが現状であります。そのためには、これを前進させることが大事であります。
 次に、活動内容についてですが、支部活動活性化のために各県支部に対して会報発送費の助成、各県支部総会・ブロック総会に対する助成金の補助、隣接ブロックよりの招待者に対する交通費の支給など、今までどおり予算を有効に活用していきたいと思います。卒業生に対しては卒業記念品に対する助成・校友会長賞の授与など、在校生に対しては会報の発行を続けてまいります。
 今後の取組みとしましては校友会の皆様方のご意見や学校当局の方針を伺いまして、新たな事業計画・その他のことを決めていくつもりであります。さらに、事務局の強化に力を入れていきたいと思います。ここ3年で事務局の事務量が大幅に増えたことを解決していくにためは、若手の登用が必要だと思っております。いずれにしましても、校友会発展のため皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 最後になりましたが、全国各支部のますますのご発展と校友の皆様の活躍を祈念いたしまして、就任の挨拶とさせていただきます。

 第40回定期総会(平成23年5月28日) 新会長 挨拶より

 

第7代会長挨拶

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日本大学通信教育部校友会 第7代 会長 堀川 正夫

今年は3年に一度改選される通信教育部校友会本部役員の改選の年です。

 去る5月24日(土)日本大学会館大講堂で開催されました第37回校友会定期総会でも、本部役員改選が議題として提出され、審議の結果、不肖私が校友会長に選出されました。
 日本大学通信教育部にとって、今年は創設60周年の記念すべき年であります。
 この間、前任の山岸会長、長年に亘り通信教育部職員及び校友会会長として、校友会発展の基礎を固められた猿渡元会長を始め、多くの会長や本部役員の方々が築かれた校友会の組織を守ると共に、更なる校友会発展のために微力を尽くす所存でおります。全国校友の皆様方のご協力をお願い申し上げます。
 ここ数年、日本の社会は少子高齢化に伴う学生数の減少、ついては校友会入会者も減少し支部活動も全国的に衰退傾向にあります。これを防止し活性化するためには、「学校、学生(学友会)、卒業生(校友会)の三者が連携して行動すべきである」ということで三者の考えは一致し、この数年三者による会合も行われておりますが、これと言った決定版的対応策が見出せないのが現状です。
 校友の皆さん、どんな小さな事でもかまいません。実現可能な対策があればどしどしご提案ください。
 次に校友会内の活動内容についてですが、いろいろな問題があります。支部活動不活発化の根底には経済的原因も大きいと思われます。その他、慶弔慰・表彰規定の運用上の明確化、及びこれに関する情報の収集方法、旅費支給の範囲、校友会役員高齢化に伴う役員会費減額の提案、本部役員推薦者の範囲の拡大など多くの課題があり、また校友会活動の基本となる校友会規則の改正には総会での承認が必要なため、検討から成立には2~3年の時
間を要するものもあります。社会のグローバル化、情報化などの変化に対応するための何らかの方策を考える必要があると考えます。
 しかし、改正には1人だけの判断で実施するのは危険を伴うと思います。できるだけ多くの人の意見を聞き結論を出すのが適当と考えます。その観点から、私としましてはできるだけ多く
の全国各支部の校友とお会いし、意見交換の結果を定例の校友会常任委員会等で討議し、今後の校友会運営の指針として、校友会の活性化と日本大学の発展に努めたいと思います。
微力な私としましては、全国各支部校友の皆さまのご支援とご協力がなければ、会長の職務を全うすることは出来ないと考えております。
 しかしこれらの実現には、本部事務局の作業量増加に伴う事務費の増加、地方支部に於いても本部より配布される資料検討のための会議費の増加(本部からの支部支援金の増額)、それに前述の本部役員会費の減額などを総合的に検討し結論を出す必要があります。
 以上、思い付くままに私見を連記しましたが、結論としましては、全国校友の皆さまのご理解とご協力がなければ、校友会活性化は図れないと思っております。皆さまの忌憚のないご意見
をお聞かせ頂くことによって、校友会の活性化を実現したいと考えておりますので、全国校友の皆さまのご協力をお願い申し上げます。
 最後になりましたが、全国各支部のますますのご発展と校友の皆さまのご多幸とご健康をお祈り申し上げます。

 第37回定期総会(平成20年5月24日) 新会長 挨拶より

 

第6代会長挨拶

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日本大学通信教育部校友会 第6代 会長 山岸 守男

 今度、日本大学通信教育部校友会総会が開催され、懸案でありました本部役員選考の案件が議事に上がりました。その結果、会長職に推薦され満場一致で選任を受けました。

 私も会長職を遂行できるか不安を抱えての出発であるとの思いが強くありました。役員会の中では、各専門部長さんは、それぞれの専門部の仕事を通して会長を補佐して会の発展を目指し、全役員一丸となって会長を支援していくといった熱い励ましの言葉を頂き安堵させられました。

 会の運営に当たっては、校友会の目指す所、会員の親睦を計ることを出発点としてお互いの絆を強めていくこと、その事により会の組織も強化され円滑な会運営が出来てくるものと思います。前猿渡会長のもと長年に亘り築き上げてきた、吾が会の組織は、会員の皆様、そして役員の皆様の努力の賜物としてここに結実して、今日の揺るぎない体制を確保して参りました。

 この姿を更に発展させて、校友の皆様の御協力を得られる校友会に向けて前進したいと考えます。

 会の発展の為には、オール日大校友会・通信教育部並びに在校生とも手をたずさえて進んでいく事になりましょう。

 今、全国の支部活動の活性化が求められています。校友会組織の原点は支部活動にあります。支部長さんと支部役員さんの活躍を望みたいと思います。又本部及び本部事務局の支援が欠かせません。校友会活動の上で若い役員の輩出と女性役員の確保、又は女性支部長の輩出が望まれます。その為の支援策を役員会等で検討したいものです。校友会活動を活発化するための手だてを考えて下さい。組織強化の事項、予算確保のための方策、総会により多くの校友の参加を求める策、支部運営の知恵を本部に送って下さい。支部長さんの悩みも又御送り下さい。皆んなで知恵を出しあえば、一歩も二歩も前進していくことができるでしょう。

 全国の支部活動の課題は山積されていますが、毎年一題づつ解決していく過程が大切な事と思います。

 全国の支部長さん!  頑張りを期待しています。   私も精一杯頑張ります。

 校友会活動を楽しみながら活動の展開ができれば、素晴しい校友会が出来上がるはずです。

最後になりますが今後とも仲良しでお付き合いの程請い願うものです。

 第34回定期総会(平成17年5月21日) 新会長 挨拶より

第5代会長挨拶
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日本大学通信教育部校友会 第5代 会長 猿渡 光

 平成17年度、第34回通信教育部校友会の定期総会を開催するに当たり、今年も全国各地から役員の方々が沢山ご出席頂き有り難うございました。

 私達の母校であります、日本大学通信教育部は、昭和23年11月に創設され、今や57年の歴史と伝統を誇り、二万八千四百五十四名に及ぶ卒業生が社会の各層で活躍されています。通信教育部校友会は、こうした卒業生で組織され、母校の発展に寄与する事を目的として、会員相互の親睦を図っております。

 通信教育部に本部、各都道府県に支部が結成され、全国を9ブロックに分け、総会、懇親会の開催、会報及び会員名簿の発行など、事業を活発に行い、通信教育部で学ぶ後輩諸君の指導、育成を目的として活動しております。この様な大きな事業を運営、実行していけるのも、校友会役員皆さんの力強い協力があるからであります。心から感謝と敬意を表します。

 平成16年度の通信教育部校友会の行事も、後程、経過報告がありますが、各支部では支部総会、各ブロックではブロック会が盛大に行われ、一応の行事は滞り無く終了いたしました。それについては各支部長、ブロック長の方々に大変お骨折りいただき、心から感謝申しあげます。

 私も各地で行われたブロック会には参加して、役員の皆さんと忌憚無い意見交換を重ねてまいりました。各地に行っても皆様方が熱心に母校愛に燃え、お互いに親睦を図りながら、昔を、学生時代を思い出しながら親睦を重ね、熱心な討議と情報の交換を行っている。そして、そこから母校愛というものが湧いてきている。この事を心強く思っています。ただ、気がかりな事は、若い校友の参加が少ない事です。新卒業生の中で、校友会に対する認識の薄い人が多いと言う事です。若い校友の方々は通信教育部校友会の将来のために欠かせない尊い人材であります。その為には、在学中から校友会と接する機会を多く設けることが大切であります。校友会と母校通信教育部に対する帰属意識の高揚を図る事です。通信教育部で苦労して、尊い経験を積んで卒業した校友の皆さんが身近にいて、在学生の相談相手となり、よきアドバイスをして、卒業まで頑張るよう話す事で、在学生の脱落防止に貢献でき、校友会に対する認識も高まるものと思われます。その方法は既に各地の支部で学友会と連携して、実を結んでいる支部もありますが、まだ取組んでいない支部もあります。校友会本部では、大学の事務局と連携を取りながら、各支部が学友会と連携が取れるよう「体制づくり」を一層推し進めたいと思います。学校側と校友会は一体のものであり、学校側の良きパートナーでなければならない。そのためには、我々校友会が活性化して、力のある校友会にならなければならない。

 本日の総会は3年に一度の役員改選の総会であります。各県支部の活性化について、どうしたら良いか、忌憚のない意見を交わしながら、より良き機会にして、お互いに開かれた校友会作り、21世紀に相応しい校友会、もっともっと若い校友が積極的に参加してくれる校友会作りに励んでいただきたい。その指針となるのが今日の総会です。役員改選については、私事でありますが、あまりにも会長職が長すぎたので、この辺で交替したいと常任役員会に申し出て、会長選任特別委員会を設けて、充分審議して頂き次期会長候補が決まりました。会長指名の副会長の追加・幹事長の交代など本部役員人事についても、三役会の承認を得て、本日提案されます。立派な、優秀な人材を役員に推薦してあります。慎重に審議して頂いてご承認下さいますようお願いします。

 今日はその出発の一ページを確かなものにする大事な有意義な総会となることをお願いして、私の挨拶と致します。

 第34回定期総会(平成17年5月21日) 会長 挨拶より

 

 

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